ばろんの好きなもの その４。 [ばろん]
ばろんは芝生が好きだ。
草を踏む、ふかふかした感じが、お気に入りらしい。
ばろんは、うきうきスキップするみたいに芝生の上を歩く。
「気持ちいいね。」
ふかふか．．．。
うん、気持ちいいね。
「ばろん。」 [ばろん]
心が痛むことがあったり、
自分に自信がなくなったり。
もう笑顔になんかなれないー！
と思っても。
「ばろん。」
振り返ってくれるキミをみると、
安心できるんだ。
私が笑顔を取り戻すための呪文。
「ばろん。」
「ん？ 呼んだかい？」
いつもありがとう。
さくらがさいた。 [ばろん]
「さくらがさいた」って、
にんげんは、
なんでウキウキしちゃうんだろう。
よくわかんないけど、
みんながうれしそうだから、
ぼくもウキウキしちゃうんだよ。
またこんどの
「さくらがさいた」も
いっしょにみれるといいね。
7th anniversay. [ばろん]
ばろんの誕生日は1月29日だ！
と思い込んでいたのに、先日たまたま血統書を確認したら、
じつは1月27日だった！
6年間も間違えてたね．．．。
誕生日には数日早いけど、ばろんにケーキのプレゼント。
苺のたくさん乗ったやつ。
いちごちょーだい！
ちょーだいいちご！
もうすぐ7歳。
3月になったらばろんがうちに来て7年。
数字だと長く感じるのに、あっという間だ。
短いね。
この一瞬ができるだけ長く続きますように。
ばろんの兄弟。 [ばろん]
えー．．．お久しぶりです。
思い出したように更新してみます。
いや、決して忘れてたわけでは．．．。
今は私や家族がばろんの親であり兄弟であり友達なわけだが、
ばろんには本当の親犬、一緒に生まれた兄弟犬がいる。
ばろんの兄弟はどこでどうしてるんだろう。
ワイヤーのブリダーは国内ではそんなに多くないはずだろうから、
もしかしたら案外近くに兄弟や親戚の子がいたりするんじゃないのか。
そしてインターネットが発達したこのご時世、兄弟犬が探せちゃったりするサイトがあるんじゃないのか。
と思って探したら。
ありました。
血統書には曽祖父母までの情報が記載されているので、
この情報を元に血縁関係にあるワンコ情報を結びつけるしくみ。
今のところばろんの親や兄弟は見つかってないけど、
曽祖父母や祖父母が同じ、つまり遠い親戚のワンコは何頭か見つかっている。
いつか兄弟と出会えたらいいなぁ。
「世界で一番」 [ばろん]
ワイヤーフォックステリアも近頃は少しメジャーになってきたらしく、
散歩中にお仲間に出会ったり、
「ワイヤーですよねー？」と声を掛けてもらったりする。
先日も散歩中、一人の女性が近寄ってきて
「この子、ワイヤーですよね？」と声を掛けてきた。
続けて、
「繁殖はしてないんですか？」
ちょっとびっくりした。
この質問をするということは、仮に私が繁殖してますと答えたら、
子犬を下さいとでも言うつもりなのだろうから。
でも、初対面でいきなりである。
聞くと、その女性はワイヤーの可愛らしさのトリコになっていて、
飼うならワイヤーだと決めているのだが、
どこのペットショップにもいなくて探しているところなのだという。
私もばろんと出会うまでの経緯（という程大げさでもないけど）をいろいろ話したり、
ワイヤーの性格、決して飼い易い犬種ではないことなど、
立ち話ながら伝えてみた。
女性は「ありがとうございます。」と言って去って行った。
その女性との短い会話から、もう2週間以上経っているが、
心に引っかかっていることがある。
それは、
「私、ワイヤーが世界で一番可愛い犬種だと思うんです。」
という彼女の言葉だった。
「世界で一番」
もちろん見た目だけではなくて、やんちゃな性格も踏まえた上での
「可愛い」なのかもしれないけど、何だか心に引っかかった。
決して大人しくない、気の強い、しつけの難しい、
（ばろんのしつけに苦労してるのは飼い主が下手なせいもあるけど）
活発なこの犬種に手を焼いた後でも、
「世界で一番可愛い犬種」ってあの女性は言えるのかな．．．。
ワイヤーは好きだけど、
世界で一番可愛い犬種かと言われると、
．．．違うと思う。
私にとっての「世界で一番」は、ばろんだけ。
でも、ワイヤーだから世界で一番なんじゃなくて、
ばろんだから世界で一番可愛いんだ。
あの女性も自分の「世界で一番可愛い」ワンコに巡りあえるといいな、と思う。
キミは私の世界一さ。
漫画犬ばろん。 [ばろん]
サボるにも程がある。
．．．すみません、約2ヶ月ぶりの更新です。
飼い主がブログ更新をおろそかにする中、
ばろんは元気に過ごしていますので、ご安心を。
さて、昨日はばろんを連れて春の遠足に。
淡路島までお出かけ。
お天気もよく、菜の花がたくさん咲いて、 ばろんも喜んでいた。
「ひゃっほーぅ♪」
実際、芝生を歩くときなんか、スキップしてた程だ。
オーバーオールのデニムをはき、
スキップしながら歩くばろん。
この日もいろんな人に声を掛けてもらったのだが、
一番秀逸だったのが、子供の無邪気なコメント。
「あの犬、マンガみたーい。」
．．．。
「マンガに出てくる犬のようにキュートでたまらない」
っていうふうに解釈しておこう。
「スキップなんかしちゃって、能天気なおバカ犬ー」
って意味じゃないよな。
．．．ないよな！？
今回行った場所はココです。
6 years later. [ばろん]
キミがこの世に生まれて６年目。
もうすぐキミと出会って６年目。
人間で言えばもう結構なオジサンなのに、
６年経ってもキミは相変わらずやんちゃで。
私はいつもキミに振り回されてるけど、
キミが大人しくなったらきっとつまらないんだろうな。
いいよいいよ、ずっと振り回されてあげるさ。
６年後の今日もキミが元気で、
「あぁたのしかった」と、
「このひとたちにあえてよかったな」と
笑って過ごしてくれているなら。
その瞳に映る世界が、どうか素晴らしいものでありますように。
Happy birthday, Baron.
